バイクの立ちごけ時にエンジンがかからない場合の原因や対策法は?

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バイクに乗っていて、文字通り「間が差した」ように姿勢を維持できなくなり、突如バイクを倒してしまうことがあります。

それがいわゆる「立ちごけ」です。

何の前触れも予感もなく、おやおやおや?! と思っている間に倒れてしまうものですから、びっくりしたり、パニックになったりすることもありますよね。

倒れたものは起こさなくちゃ!と、そそくさとバイクを起こすもエンジンがかからない。 そして再びパニック、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は、立ちごけの時知っておきたい初期対応と、エンジンがかかりにくくなる原因の解説、そして、復旧の方法や周辺情報についてお話をしたいと思います。

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バイクの立ちゴケは落ちついて対処を

立ちごけはライダー経験の長さ、技量の多さを問わず、誰にでも起きてしまうものです。つまり、「立ちごけの恥はかき捨て」ということですね。

まして、初心者や女性ライダーであれば、パニックになる人も少くはないでしょう。またもし、立ちごけてしまったときには落ち着いて周囲の安全確認を最初に行うことが大切です。

立ちごけ時には以下のことを速やかに行うことをオススメします。

  • 周囲の安全確認を行う
  • バイクと自分を安全なところへ避難させる
  • もしバイクを動かせなければ周りの人に助けを求める
  • 部品や携行品もできるだけ回収する

気が動転してしまっていると、ポケットに突っ込んでいた財布などにも気づきにくくなります。周囲に財布をはじめとした貴重品を落としていないか確認したほうが良いでしょう。

また、倒れてしまったことや、バイクを起こすことばかりに気を取られていると、2次事故に対する配慮が浅くなります。
まずは2次事故の防止を図ってください。

当然バイクを起こすことになるのですが、落ち着いて一人で起こすことができる方は、周囲の安全を確認後、速やかにバイクを起こすのが賢明です。

まわりの人に助けを求めるのも1つの手

しかし、近くに人がいたり、後続車が止まってくれたりした場合、「周囲の人に、ちょっと大げさに助けを求める」というのも、この際方法のひとつです。

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確かに気恥ずかしいのですが、あえて注目を集めることで、二次事故を防ぐことにつながりやすくなるので、初心者や、女性の方ならばこれでもいいかと思います。

実は、筆者の周りにも「バイクに乗ってはこける」を繰り返している知人がいます。なんとこの人は過去の立ちごけで、毎回この方法で起こしてもらっていたのだそうで、意外と親切心を発揮してくれる人は多いようです。

ただ、誰もいないところでは通用しませんから、やはり自己完結は目差しましょう。

立ちごけ時はバイクを起こしてもすぐに走り出さない!

業況にかかわらず、バイクが転倒したら、まずキルスイッチやキーをオフにして、安全なところに退避させましょう。

稀に転倒中にエンジンが止まっていても、キルスイッチやキーがオンになっていると、燃料ポンプが回ったままになる車種があります。

以前筆者は、このタイプのバイクで転倒し、引火してバイクを半焼させたことがあるので、忘れずに行うことをオススメします。

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立ちごけ転倒したバイクで一通り確認するべきこと

バイクの立ちごけ時にキルスイッチとキーをオフにして退避したら必ずバイクの損傷の有無を確認しましょう。 特に次の点をよくチェックしてください。

  • レバー類を損傷損失していないか
  • ハンドルが曲がっていないか
  • クランクケース、ジェネレーターカバー、サイレンサーに割れや穴はないか
  • センサー類などがつぶれたり、関連するコードの断線がないか
  • ウィンカー、カウル、ミラーは大丈夫か

    これらを見ないと、ハンドルやレバーの角度が変わっていたりして、すぐに走り出すのは危険です。また、電気的なトラブルや、オイル漏れを起こしていたりする可能性があります。「単なる立ちごけ」と片づける前に、バイクの損傷も必ず確認しましょう。

立ちごけ後にエンジンがかからない原因と対処方法は?

立ちごけをしてすぐの状態ではエンジンがかかりにくくなることがありますが、これには原因があります。そして、キャブレターとインジェクションによって対処方法も異なります。

1.キャブレター車の場合

キャブレター車の場合ですと、キャブレターのフロートからガソリンがあふれ出し、生のガスが直接燃焼室に混入したり、ガソリンタンクから燃料が漏れていることがあります。そのためプラグが被ってしまい、エンジンがかかるのを妨げている可能性があります。

もし漏れた燃料がある場合、ウエスなどでふき取り、改めて漏れてこないか確認してください。

《注意》来ている衣服などで、ガソリンを拭くと薬品やけどをしますので、必ずウエスなどを用意してください。
《注意》立ちごけ後、アクセルを大きく開けてセルを回すと、点火プラグに生ガスが付着して火が飛ばなくなる(被る)ことがあります。

再始動時は、アクセルを大きく煽らないようにしましょう。

転倒からしばらくすると、キャブレターフロートの油面の高さが落ち着きますので、3分から5分時間をおいて、キルスイッチとキーをオンにして再始動を試みてください。

2. インジェクション車の場合

また、インジェクション車ですと角度センサーが転倒を検知して、ある一定の時間、危険防止のためにコンピューターが燃料系統の電源を遮断するなどして、エラーを警告し、エンジンがかからないようになります。

エンジンを再始動させる前に、今一度燃料が各部から漏れていないか確認してください。

この確認ができたところで、改めて一度キーとキルスイッチをオフにして、再度これらをオンにし、再始動を試みてください。この動作をすることによって、たいていのインジェクション車は転倒センサーが解除され、エンジンがかかるようになります。

いろいろ試してもエンジンがかからないときの「立ちごけあるある」

慌てたときには忘れてしまいがちなのですが、センタースタンドを出したまま、再スタートの動作をしてしまったりすることがあります。

一度落ち着いてそういったことがないかどうかみて見ましょう。一般的に、先述の方法でたいていのエンジンは、立ちごけから復旧するのですが、中にはこれでもなかなか復旧できないバイクもあるようです。

例えばスズキやハーレーのインジェクションタイプのバイクは、通常クラッチを握らないとエンジンがかからないようになっています。

万一、クラッチレバーを破損してしまった場合には、それが折れていなくても、クラッチレバーの根元下側にあるクラッチセンサーやその配線を損傷している可能性があります。クラッチ周りの配線が無事か確認しましょう。

インジェクション車の場合はセンサー類の損傷がかからない原因になる場合も

また、インジェクション車の場合、数種類あるセンサーのどれかが損傷を受けると、コンピューターがエラーになって、再始動できなくなります。

筆者の知人も、立ちごけの際にクランクケース側についていた何らかのセンサーを損失してしまい、自力で帰れなくなったことがあります。

こうした場合には自力での復旧はできません。残念なことですが、最寄りのバイクショップに持ち込むか、JAFに搬送を依頼することになります。

ただJAF会員でないと作業料、搬送料で10万円前後の出費になること多く、経済的に大変な覚悟が必要です。または前もってロードサービスが付いているバイク保険を活用することをオススメします。

もしくは知人や周辺の商店に助けを求めるのもいいでしょう。ガソリンスタンドなどに救援を求めたり、レンタカーとロープを借りるというのも一考です。

まとめ

それではバイクで立ちごけをした時にエンジンがかからない場合の原因や対処法についてお話しました。

たかが立ちごけ、されど立ちごけです。

立ちごけと言っても、バイクの大きさや転び方によって被害が甚大になることもあるのはお分かりいただけたと思います。

 「立ちごけは忘れた頃にやって来る」という川柳を聞いたことがあります。

まさに「転ばぬ先の杖」としてJAFやJBRといったロードサービスの会員になっておくことも有効でしょう。あるいはロードサービス優待利用できる任意保険への加入も対策の一つとしてを検討されるのもいいですね。

万全な体制で、安心なライディングを心がけましょう!

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