バイクにかかる年間維持費用は?125・250・大型別にシュミレーション

2016-05-20_202305

長くバイクに乗る人も、これからの人も、バイクに乗る以上どうしてもついて回るのが維持費というものです。

今年度から軽自動車税が一律で値上がりしました。ホントに頭の痛い問題です。

バイクの大きさごとに違うものではありますが、バイクの年間の維持費というのは一体どれくらいになるのでしょうか?

今回は(年間の走行距離が約5,000㎞と想定した場合の)各クラスのバイクの年間維持費について考えてみました。

スポンサーリンク

バイクにかかる維持費は高い?

バイクには購入費用の他に、保険や税金などがありますが「高そう!」というイメージが先行する場合もあるでしょう。

結論から言うと、バイクは「走行距離や用途に応じて維持費はガラリと変わる乗り物」です。

なので大きなハーレーに乗っていても年間でそこまで走らなければ意外にも安上がりで済みますし、車検のない250CCのニンジャでもカリカリにイジってサーキットで激走していれば湯水のごとくお金を消費します。

では、もうすこし突っ込んで維持費の種類や高くなる条件などを見ていきましょう。

バイクにかかる維持費・お金の種類

バイク屋さんに並んでいるバイクの値札には必ず、「諸経費別途」といった文字がついていると思いますよね。

初心者の方で、初めてバイクを買いに行って、いざ見積もりを出してみたら、「ちょっと予算オーバーかな」ということはありませんでしたか?

新車や中古車を買うときというのはナンバーを取得するための料金であったり、納車整備の費用であったりします。だいたい購入費用の5万~10万円プラスが最終的にかかる総額だと思ったほうが良いでしょう。

今回お話しするのは、いざバイクを買ってから、一年間にどれくらいそのパイクを養うのにお金が必要になってくるかというお話です。

つまり、それらをまとめると

  1. 燃料代
  2. オイル代
  3. タイヤ代
  4. 軽自動車税
  5. 重量税
  6. 自動車重量税
  7. 自賠責保険料
  8. 任意保険料

ということになります。

いろいろとバイクごとに違ってきますが、今回は参考値として大まかな形で下記のような値と取り方をしていきます。

1.燃料代

燃料代は、バイクごとに大きく異なります。

純正品のキャブレターならリッター15kmぐらいのそこそこの燃費ですし、FCRなどのキャブレターに変更していたり、エンジンをハイカムのものに変更していたり、燃調を濃くしていれば相応に燃費は低下していきます。

気筒数や排気量も増えるごとに燃費も低下傾向にあります。

なので、今回はクラスごとの燃費平均で考えていきます。5,000kmを一年で走るとなると一か月で大体250㎞、一か月に20日走ったとして1日分の走行距離は平均すると約21㎞ですね。

2.オイル代

オイル代も本当にピンからキリまでありますね。

メーカー純正のものからホームセンターで売られているもの、MOTULやWAKOSなど一流メーカーのオイルでは数千円単位で価値が異なりますし。

今回、一般的な純正オイルを使った場合を想定し、3,000kmに一度、各クラスの平均的なオイルのリッター量を加味して計算します。

3.タイヤ代

タイヤ代も種類や用途により大きく変動します。今回1回の走行で大きく消耗するようなサーキット走行は考慮に入れず計算していきます

今回はいわゆる真ん中だけがよく減る「通勤べり」をイメージして、一年にセット使い切る計算とします。

4.軽自動車税

これは日本でバイクを乗っている限り避けては通れない、節約しようのない固定費ですね。クラスごとに掛かる税額は以下のとおりです。

バイクの排気量税  額
原付一種

原付2種(甲・乙)

~50cc2,000円
~90cc2,000円
~125cc2,400円
軽二輪~250cc3,600円
小型二輪~251cc6,000円

これは実は昨年度と比べると原付が実に倍額になり、軽二が1,200円、小二が2,000円の増税となっています。

5.自動車重量税

こちらも避けては通れない、バイクを公道で乗れるように登録している以上最低限かかるお金です。

バイクの排気量総      額
原付~125ccナ      シ
軽二輪~250cc新車購入時に4,900円
小型二輪251cc~新車購入時に5,700円
車 検 時に3,800円

(初年登録より13・18経年で増額)

今125㏄がヒットしていますが、これは原付に重量税が課税されないおかげでもありますね。

250㏄は軽自動車の二輪版という古い法律のおかげで、車検がないため、新車購入時に一度払えばいいようになっているのです。

小型二輪自動車は車検時に継続して納めなければいのと、自動車と同じように初年登録から13年経過時に4,400円、18年経過で5,000円と古くなるほど増税されることになります。

また登録から13年以上経過している古いバイクには旧車税が加算されます。FZ750や刀、Z2が好きな旧車乗りには全く困った法律ですね。

また、バイク便などの運送を目的とした緑ナンバーは少しだけ割安になるようになっています。一般の趣味で乗るバイクには関係ありませんが・・・。

スポンサーリンク

7.自賠責保険

こちらも必須の費用となります。

250㏄までなら、今はコンビニや郵便局、ネット損保でも加入や更新ができるようになりました。

ご承知の通り、排気量と加入月数によって料金が違うのですが、加入月数が多いほど安くなり、例えば原付は12か月契約だと1か月は607円なのに対し、60か月だと1か月は289円まで割安になります。

また、クレジットカード会社が公共料金の支払いを進めているように、この自賠責の支払いも同じで、カード会社の規定によってポイントが付くので、利用するとお得感がUPしますよ。

金額は以下のとおり。どの保険会社でも一律料金です。

排気量保険料
12か月13か月24か月25か月36か月37か月48か月60か月
~125㏄7280円×9870円×12410円×14890円17330円
~250㏄9510円×14290円×18970円×23560円28060円
~251㏄9180円9550円13640円14010円18020円18380円××

8.任意保険

特にバイクには事故を想定した盤石な保険の組み方をしなくてはならないので、自賠責だけで安くあげてしまうという考え方は、全く有り得ない選択です。

関連記事 → バイクの任意保険の選び方

任意保険は、相手の体やモノを傷つけた場合にどうしても必要になるものですからね。

料金の考え方としては、所有しているバイクの排気量、運転者の年齢と「ノンフリート」と呼ばれる等級によって値段が変化するものです。

このフリート等級というのは事故を起こした場合に翌年の保険料が上がり、事故がなければ下がっていく仕組みのことです。

通常は1~20等級まであって通常は6等級からスタートして、無事故を続けて20等級に達すると、最大6割ほど安くなるのです。

バイクの排気量別・年間諸費用をシミュレーション

今回は2りんかんの任意保険表(東京海上日動火災)のパターン1の数値を参考に、26歳以上29歳未満を一例にしています。

また、燃料代などは上の基準をもとに割り出しています。

(※250ccで重量税は「購入時諸費用」と考え、こちらに含めていません。)

50~90㏄ YAMAHA VINOvvv
参考元:http://www.yamaha-motor.co.jp/mc/scooter/
 年間費用
燃料代36667
オイル代2000
タイヤ代8000
軽自動車税2000
自動車重量税0
自賠責12か月7280
任意保険21650
小計77597

~125㏄ ヤマハ トリシティqq
参考元:http://www.yamaha-motor.co.jp/mc/scooter/
年間費用
燃料代41905
オイル代2000
タイヤ代8000
軽自動車税2400
自動車重量税0
自賠責12か月7280
任意保険21650
小計83235

~250㏄ ホンダ VTR250vtr-f
http://www.honda.co.jp/VTR/
年間費用
燃料代26400
オイル代4000
タイヤ代25500
軽自動車税3600
自動車重量税0
自賠責12か月9510
任意保険29440
小計98405

251cc以上 ホンダ CBR1000Rcbrrrr
参考元:http://www.honda.co.jp/CBR1000RR/type/
年間費用
燃料代96438
オイル代13000
タイヤ代45000
軽自動車税6000
自動車重量税3800
自賠責12か月9180
任意保険29440
小計202858

非常にざっくりとした数字ですが、あえて多めに見積もった形にしてあります。5000kmですからタイヤも1セット変える想定をしました。

燃料代も車両のカスタムの状態やガソリンの実勢価格によっても異なりますし、任意保険は代理店型で初年度の想定です。次年度はもう少し安くなりますし、当然保険のカバーする年齢によっても異なります。

更にネット通販型保険を使えば1万円以上安くすることも可能ですので、これは「高くてもこれくらいで。自賠責と税金以外は工夫次第でもっと安くなる」と考えていただければと思います。

維持費はあくまで合計額。意外と払える場合もある

ここまで維持費の金額を紹介していきましたが、やはりあくまでこれらは目安です。

たとえば原付きに乗っている場合であれば、上の表を見て年間で「そんなにお金使ってないよ!」と感じたもいるでしょう。

その大きな理由として、通勤目的で短距離を走るために、年間でもそこまで距離を走っていないことが上げられるからですね。

同じように、バイクの維持費を今まで意識したことがないけど、実際計算してみたら案外沢山払っていた、というケースもあります。

このように一度購入してみて、自分の用途や走行距離などの条件を照らしあわせてみないと分からない部分もあるので、本当にケースバイケースだということですね。

維持費を安くする方法は?

ここまでバイクの維持費についてお話していきましたが、やはりできるだけ維持費は安くしたいもの。

400CC以上のバイクは車検もあるので固定費は変えられませんが、「予防整備をしっかりとする」ことによって固定費以外の出費は効果的に抑えることができるようになります。

電球などライト類の交換、冷却水交換やオイル交換、ブレーキフルード交換、タイヤ交換などの整備であればやり方を習得して工具を用意できれば、整備にかかる費用を自前の整備で安くあげることが可能です。

工賃分だけパーツやグッズの費用に充てることもできますし、バイクの健康状態を把握できて愛着もわきます。

ただ、それぞれの整備は安全に直結する部分でもあるため、最初は無茶をせずできるところから手を付け、十分に作業内容や手順を理解した上で臨むことをオススメします。

関連記事 → バイクの車検を安くする方法

まとめ

今回先述の通り、いろいろと情報を集めていけば、内容の手厚い任意保険に安く加入できたり、公道では優しい走りに徹すれば、タイヤのもちや燃費だって好転することになるでしょう。

車と違ってバイクは実用性には乏しいところがあるかもしれません。そして他の趣味よりもコストが高いかもしれません。

しかし工夫次第で安く安全に維持費をあげ、それ以上の楽しさを提供してくれる乗り物でもあります。

スーパーのチラシを見ながら工夫して食卓にごちそうを並べるように、バイクに乗るときもマメに情報を仕入れて賢く楽しみたいものですよね。

今回はそのお手伝いができたでしょうか?皆様のご意見お寄せ下さい。

スポンサーリンク

いつも記事をご覧いただきありがとうございます。シェアしていただけると非常に励みになります!

あなたのバイクの買取り値段、1年後には半額かも?

もしも今乗っているあなたのバイク、売ろうと思っているなら今が一番高いかもしれません。

本当に欲しいバイクがあるのなら、早いうちにコツコツ資金を用意しておいたほうがいいです。年数を経るごとに金額が安くなっていくのも事実ですから…。

査定自体は無料ですし、金額だけでもチェックしておいて新しいバイクを買う準備をしておきましょう。

筆者オススメのバイクの査定額をUPする方法と、キャッシュバックもやっているオススメ業者を紹介します。

コメントについて

コメントは記事のご意見やご感想、情報提供をする場として活用していただければと思います。

なお、コメントの反映には時間がかかることがありますので少々お待ちください。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。

トップへ戻る