バイクの教習所攻略方法!早く免許を取得するコツや練習法は?

2016-05-17_230922

バイクの教習を始めようと思っている方はいらっしゃいますか?

教習をはじめたもののうまくいかない、その理由を身長や性別のせいにしていませんか?

実は筆者の妻(身長145cm)が、先日いきなり「自動二輪の免許が欲しい」と言い出し教習所に通いだしました。しかし、教官に怒られ通しで教習を楽しむばかりか、逆にあきらめようとする始末。

夫婦でバイク、妻の夢は私の夢でもありました。しかし妻の教習を見に行くと、教習所にさじを投げられた妻の悲惨な状況がそこに・・・。

そこで、一念発起してほうぼうのバイク店を探し、ついに自家用の教習車を買い込み、筆者が特訓を施すことになりました。

その結果、妻はメキメキと上達し、教官も他にあきらめそうな教習生をみつけると「あんなちっちゃなおばさんだってちゃんとできてんだぞ!」といわれながら卒業し、自教の低身長女子の伝説になったのでした。

自家用の教習車まで用意するのは大変ですが、そうでなくともバイクを楽に操れる基礎さえわかればバイクの運転操作というのは恐れるに足りません。

一度や二度の失敗で、楽しいはずのバイクを自ら遠ざけてしまうなんてもったいなさすぎますからね。

今回は本稿を通して、しっかりと基礎を体にしみこませるためのコツをご理解いただきながら、一日も早く二輪免許を取っていただくお手伝いができればと思っております。

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教習の攻略法は、あなたがバイクの主人になること

ご承知のようにバイクは、他の乗り物と違い、身体全体を使ってバランスをとる乗り物です。従って教習も他の乗り物の教習にはない難しさが伴います。

特に、普通車にも大型2種にもないようなハードな課題である引き起こしは、時折挫折する人がいますから本当に大変です。

確かに4輪車よりも難しいところがいくつもあるわけですが、そのたびにめげていてはキリがありません。

練習方法やコツ以前の問題としてまず、「自分はバイクに何としても乗るんだ」という強い意志を貫徹させることこそが、なにより大事なのです。

バイクは○○な乗り物だということを忘れない

それを踏まえて、練習を始める前にどうか最後まで覚えておいていただきたいことがあります。

それは、

バイクというものは、すべての部品が乗った人の意思に忠実に動くようにできている。

ということです。

あなたが他人やバイクにどうしたいかを聞くのではなく、あなたがバイクに動きを命じるのです。

つまり船でいえばそれが「船長」と呼ばれるように、バイクの上であなたは「車長」なのです。転倒するのも、思い通りにバイクを動かすのも、それはあなたが命じて動かした結果。

物や人のせいにするような気持があれば絶対に上達はしていきません。

これを理解したうえで練習や教習に励んで頂ければと思います。

初心者泣かせのバイク練習課題、コツと練習法とは?

バイクの教習において、初心者泣かせとなっているであろう課題はいくつかありますよね、それはおそらく以下のようなものでしょう。

  • 発進
  • 引き起こし
  • 取り回し
  • 一本橋
  • 8の字・クランク走行
  • スラローム
  • 急制動

他にも教習メニューはありますが、初心者の皆さんにとってのハイライトはその辺だと思います。一つ一つについてそのコツや練習方法を考えていきましょう。

1.発進編

AT(オートマティックトランスミッション)車であれば多少機械任せにもできますが、MT(マニュアルトランスミッション)の場合は、走る、曲がる、止まるというバイクの基本動作すべてを、人間の操作・感覚に依存しています。

MT車は慣れていないと始動・発進をするにも一苦労。「だいたいクラッチとか半クラとかいったい何なのよ」という人もいるでしょう。

難しく考えて遠ざけず、まずは一つ一つをしっかりと理解することが、それらをうまく操る近道です。

クラッチとは?

クラッチを「繋ぐ」「切る」とよく言います。これを簡単に両手を使って説明します。

まず胸の前で手を向かい合わせてみてください。

そうです、軽く合掌する感じですが、互いの手を触れないくらい数ミリ離しておいてください。左腕がエンジンからくる動力、右腕をタイヤ側へ伝えれる動力と過程し、掌がクラッチとして考えてください。

今、手の間に隙間をつくっているわけですから、左手が右手の前でくるくる回っている状態と考えてください。これがいわゆるニュートラルです。

腕ですから180°ぐるっと手首を回すわけにはいきませんが、想像上左側がグルグル回っていると思ってください。

すると目の前には、エンジンをかけてギアを入れずにクラッチを握って、エンジンだけがまわている状態が再現出来ています。

これが「クラッチが切れている」という状態です。

逆に、左の掌が右の掌を回そうとしてつながっている状態を「クラッチがつながっている」というのです。

では半クラッチって何?という話になりますよね、このたとえで言うと、右手はあなたとバイクの重さ大体200㎏前後の重さのものを動かすべく待機状態なわけです。

この状態で重たい右手の方にエンジンの動力を伝えていく、つまりクラッチを繋ぐのですが、いきなりつなごうとすると、ショックでエンジンは止まってしまうのです。

そこで徐々に手と手がこすれあうように、手と手の間に徐々に力を入れながら、最後には両方の手がっちりと結びあうようになり、動力が後輪に伝わるのです。これが半クラッチの状態です。

この半クラッチ(半クラ)さえ理解でき、自分のバイクでも半クラ状態がわかる・意図的に半クラにできるようになればバイクの操作は8割型マスターしたと思ってもOKです。

構造を説明すると、バイクのクラッチはエンジンの右側にあり、図にあるような約15~17枚一組の円盤プレートで構成されています。

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   参考元: http://parts.yamaha-motor.co.jp/ypec_b2c/

そしてクラッチレバーを握ると、このプレートがくっついたり、離れたりを繰り返すのです。

さきほどの腕と手の例えで言うと、このプレートが左右の掌の間にあると思ってください。

そして左側からゆっくり掌を合わせて、プレーとを徐々につないでいき半分動力を逃がしながら徐々に伝えていくことを、半クラッチといいます。

理屈はこれでわかっていただけたのではないかと思います。

後はクラッチの握りしろのどのあたりから半クラッチになり、どの辺で動力が伝わるのかは、感覚で覚えるほかありません。車種によっても大きく異なります。

もし、MTの原付を持っているようでしたら、壁に前輪を押し当ててエンジンをかけ、クラッチを握って1速に入れて、徐々にクラッチをはなししていく練習をするといいでしょう。

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2.引き起こし

教習所の最初の課題でもあり、免許を取ったあとにも場合によっては必要のある引き起こし。

これができるようになっていないとバイクで事故を起こしたが最後、どうなってしまうか分かりません。

バイクの引き起こしは腰を使ってはいけません。速攻で痛めますしそもそも持ち上がりません。体全体をテコとして使いながら操作しましょう。

また、アニメ「ばくおん」にも引き起こしは、『バイク教習最初にして最大の難関』として出てきますが、身長が145㎝の我妻には万里の長城ほどの巨大な難関だったに違いありません。

中学2年生程度の身長にCB400Lはまるで普通の人の1300ccのようなスケールです。

普通に考えればまるで無理なのですが、幸いにして彼女は大の相撲ファン。

それまでは「無理」を連発するだけだったのですが、筆者が「テールグリップやハンドルをまわしだと思って相手の下に入ってしゃくりあげるんだ」というと、要領を得たようで、何とかできるようになって行きました。

つまり、

  • まずサイドスタンドを立てておく。
  • ハンドルを手前側に切る。
  • 誰かになんとかしてもらおうという甘い気持ちは排除する。
  • なるべく相手の低い位置に自分がもぐり込む。
  • 腕だけで上げようとするのではなく、バイクと地面の間に膝を入れる。
  • シート下のバーと、倒れた側のハンドルを持つ。
  • 低い姿勢から腰をシートに密着させる
  • あとは気合!!!

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参考元:http://www.bikebros.co.jp/ridetech/index.php?e=7

ゆわば全身をテコにすることをマスターすれば、これは何とかクリアできるのです。

また、最初に乗るべきバイクを選ぶときには引き起こしのし易いものを検討するのもいいでしょう。

3.取り回し編

さて、今度はバイクをひきまわしながら歩くわけですが、これは簡単です。

バイクのタンク・シート周辺を自分の腰の骨盤にあてがい、イメージ的に自分側に5度ぐらい傾ける感じでバイクを自分の腰に当てます。

そしてメンタルで大事なのは、バイクの大きさにビビらず、自分がバイクをリードすることです。

コツを言えば腕・腰をバイクに自然かつしっかり密着させて、いたわって抱くようにバイクを体で持つことが大事です。

4.一本橋編

一本橋はバイクの中でも1番重要な、低速バランスの技術が求められる課題です。

ネット上の知恵袋に、「実際にそんな道ないんだからなんで一本橋とか8の字とかわけわかんない」といった書き込みを見たことがあります。

そもそも、納得せずに受ける課題などうまくいくはずがありません。なので教習の課題、何の為にそれを?ということをを理解しましょう。

一本橋課題では30㎝幅の15mの板の上を、普通二輪が7秒、大型二輪で10秒以上かけて通過することになっています。

もちろんこの課題の目的は同じような形の道をゆっくり走るのが目的ではなく、低速走行時にいかにバランスを保てるかが課題の趣旨だと理解しましょう。

バイクを操作する上で重要なのは、スピードが出ていなくても安定して操縦できていること。細い道をできるだけゆっくり時間をかけて渡れた方が圧倒的に有利です。

一本橋で必要なポイントは次の5つです。

  1. 遠い視線
  2. 集中力
  3. セルフステア・上半身抜重
  4. ニーグリップ
  5. リアブレーキ、または半クラッチによる速度調整

1.遠い視線

自転車をお持ちでしたらやってみてほしいのですが、できるだけゆっくりしたスピードで路側帯のような一本の線の上を外れないように手放し運転をしてみてください。

このとき、視点が近ければ近いほど手元やライン上の車輪がふらつくのが分かると思います。つまりバランスを維持するためには視点は遠くなければいけないのです。

2. 集中力

このとき、向いた視点に意識を集中させていないと、同一線上を辿ることができないのが分かると思います。

重たくて高重心のCB400SFを低速で扱うために、バイク運転以外の雑念は教習所コース外へ置いていくべきでしょう。

慣れれば意識しなくてもバランスを保てますが、まずは「どうすればバランスを崩さないか?」を徹底して理解することが必要です。

3. セルフステア・上半身抜重

また、腰の動きでハンドルバランスをとると、ハンドルがそれに合わせて動くことが分かると思います。

これは「セルフステア」といって二輪車はライダーの意思に応じて、最適なハンドル角を自ら維持しようとする性質があるものなのです。

つまり力んでいればいるほどバイクは言うことを聞かなくなります。

どれだけ力を抜けるか、そして後にお話するニーグリップをできるかでバイクを扱える能力が決まるといっても良いでしょう。

4.ニーグリップ

バイクを乗る時に腕や手に不必要な力を入れてしまうと、上でお話したセルフステアを邪魔することになってしまいます。

腕や手はなるべく添えるだけにし、バイクの場合はニーグリップした下半身でバランスをとることが必要です。

5.リアブレーキあるいは半クラッチによる速度調整

そして、失速してバランスが崩れそうなときは、ペダルを漕ぎたすと再びバランスを取り直せます。

漕がないときと漕ぐときの差もわかりますね、これがリアブレーキあるいは半クラッチによる速度調整をさせている意図です。

あえて手放し運転を自転車で実践することで、このミソを理解しやすくなるということですね。

ギアは二速で、リアブレーキを少し引きずるように当てて、速度に強弱をつけることでバイクのバランスを保てというのもこのためなのです。

また教習所の教え方によっては、半クラッチでの速度調整を普通二輪に課しているところが多くあります。

微細に動力を切ったりつないだりするので、リアブレーキでの速度調整より、集中力を要しますし、難しい方法ですがでも落ち着けば大丈夫です。

参考動画 → https://youtu.be/6MZV5nXFQSQ

これでおそらく、一本橋の意義や、身近な練習方法もお分かりいただけたのではないかと思います。

5. 8の字・クランク走行

先ほどの一本橋には、実は8の字・クランク走行や、スラローム走行の要素が全部詰まっています。

つまり、この課題も簡単に言えばバランス課題なのです。八の字走行が先ほどと違うのはバイクには速度による慣性力が進行方向と左右方向に大きくかかっている点です。

しかし基本はやはり、

  1. 遠い視線
  2. 集中力
  3. セルフステア・上半身抜重
  4. ニーグリップ
  5. リアブレーキによる速度調整

これら5つが密接に関わっていきます。

1. 8の字走行における視点移動

一本橋の練習でお気づきとは思いますが、バイクはライダーが送った視線に向おうとする習性があります。

これを利用して、まず8の字ではコースインしたら最初に、最初のターンを開始する地点を見つめて、バイクをそこに到達させます。

到達と同時に、今度はターンが終了、つまりアクセルをあけて加速する地点を見つめます。

視点についてはこれの繰り返しです。

2. 8の字・クランク走行上の集中力

やはりここでも集中力は欠かせません、集中を欠いてしまうと脱輪だけでなく、転倒に直結してきますから危険です。

卒業検定のコースは1つ1つをばらばらにやるわけではなく、コースを覚えて順序に従ってクリアする必要もあるので、できれば教習中から先を見据えた運転ができるように何事も集中して覚えていきましょう。

3.8の字走行上のセルフステア・上半身抜重

先ほどお伝えしたセルフステアをふんだんに使って、バイクの自然な動きを引き出します。

そのためにも、上半身は力を抜いて柔らかく柔軟にしておく必要があります。目線はコースの最適ラインを追うようにし、目線が足元に近くなりすぎないように配慮していきましょう。

4.8の字走行上のニーグリップ

3.で上半身を柔らかくするには、まず、下半身をバイクにしっかりとニーグリップで固定させていく必要があります。姿勢上、これが一番の基礎といえます。

低速走行では一本道と同じく、ニーグリップができるかできないかで上達レベルに差がでるので気をつけましょう。

5. 8の字走行上のリアブレーキによる速度調整

これも同じように、教習所によって半クラッチを使って旋回速度を落としながらバランスを取らせるところと、大型と同じくリアブレーキでの速度調整を教えるところがあります。

多少速度が乗る8の字では、旋回中にレバー操作をしない方が安全と筆者個人も考えますが、半クラの場合は難易度も増しますので、やりがいはありますね。

参考動画 → https://youtu.be/5saPUECdeF8

最初は動きを確認する感じにして、その後は徐々にリズミカルにこなせるようになるときれいです。これができると、クランクも小さくきれいに曲がれるようになります。

というのも、基礎がほぼ一緒だからです。

6.スラローム

これも基本は一緒です。普通二輪は8秒・大型は7秒以内で通過するのが条件です。

スラロームのコツはニーグリップ、上体の力を抜いてギアを2速に、そしてゆっくり進入します。目線で次のパイロンを目指しながら、頭の中でSの字を書く(ラインどり)を行います。

パイロンがステップの位置に着たら一瞬リアブレーキをかけて内側にバイクを傾けます。

そしてアクセルを開けてバイクを起こし、次のパイロンのスキマへ突入します。

このアクセルとブレーキの繰り返しを1・2・1・2とリズミカルに、そして頭の位置をパイロンの位置から動かさず、積極的に身体を動かすときれいにきまっていきます。

参考動画 → https://youtu.be/RKtsS00gAYc

7.急制動

最後は急制動です。

この課題では速度を一定に保つことと指定範囲内で姿勢を崩さずに止まることが求められます。基本姿勢はやはり同じで、ニーグリップで上体を支えること、目線でバイクを導くことは変わりません。

教習所によってはフロントブレーキを9、リアブレーキを1の割合でかけなさいと言われるかもしれません。

または最初にリアブレーキを4、後からフロントを6くらいまでかけ足すとよい。といわれるかもしれません。いずれにしても教習中は教官の指示に従ってください。

実際後者のその方が応用が効くので個人的には癖をつけておく方が安全だと思っています。ギアを落とさずにエンジンブレーキを使って20km/h以下になったらクラッチをにぎり、エンストを防止します。

またブレーキでホイールをロックさせると検定中止になりますから、タイミングを計るように練習しましょう。

参考動画 → https://youtu.be/QTzbXC14Y9c

まとめ

いかがでしたでしょうか、バイクの基礎的な部分や、なぜそういった課題を拡幅しておかなければならないのかが、お分かりいただけたのではないかと思います。

「もう8の字型の道なんかないんだからやりたくない!」なんて言ってる人はいませんよね。

バイクの教習と車の教習は体全体を使って行う点が違うのと、一番大きく違うのは、路上教習がない点でしょう。全国でも二輪路上教習を行っている教習所は全国に数えるほどしかありません。

ですから、教習は最低限のものとして身に着けて、路上に出た後自分で慣れていくしかないのです。

まずはだれか、経験のある人を探して先導してもらう方が、公道への恐怖感を払拭する近道になるでしょう。

最初に紹介させていた妻(身長145㎝)の教習もやはり回数をこなして自信をつけていくことで、うまくなっていきました。ですので最初に間隔をマスターし、後はリズムよくこなすということできれいに仕上がっていきます。

最迄お読みいただけた方にとっておきの合格術をお伝えします。究極は言い訳をしないこと。これだけでかなりうまくなるはずです。

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