バイクのアイドリング回転数が不安定な原因は?バッテリー充電の必要性も紹介

いつも記事をご覧いただきありがとうございます。シェアしていただけると非常に励みになります!

アイドリング回転数が不安定で困ったことはありませんか?

交差点で停止したときや発進しようとしたときにエンジンが止まったりしませんか?

アイドリング時はエンジンの状態がわかりやすいときなので、アイドリング回転数に少しでも異変を感じたら、すぐに対処しましょう。

ドシリ大尉
今回は、バイクのアイドリングを安定させる方法や原因の解明方法、簡単にできるケースバイケースの対処法を紹介していきます。

スポンサーリンク

アイドリングが不安定な原因になるところは?

アイドリング回転数が不安定になる原因を挙げてみると、

  • バルブや吸排気口
  • インシュレーター
  • スパークプラグ
  • キャブレター
  • エアクリーナー
  • バッテリー
  • イグニションコイル
  • パルスジェネレーター
  • エンジン内部の損傷

にあります。

また、アイドリングの不安定になる要因として燃料噴射の方式がインジェクション(FI)か、キャブレター式なのかどうかでも原因が異なります。

キャブ車ならスロットルスロットスクリューで回転数を調整することができますが、そもそもこれは回転数を上げ下げするだけの装置なので、アイドリング回転数を安定させることまではできません。

FI車ならアイドリング回転数はECU(エンジンコントロールユニット)がISC(アイドリング スピード コントロール)バルブを自動制御しているので、アイドリング回転数を調整する必要はありません。

キャブレターは機械的で大雑把なので、少しコンディションが狂ったくらいでは変化に気付くことができず、どんどん性能が悪化していきます。

FI(フューエルインジェクション)は電子制御で精密なので、少しコンディションが狂っただけで調子が悪くなり、最悪エンジンが動かなくなります。

では、どうすればいいのか?

あなたのバイクのエンジン、外から見たらピカピカだけど内部は汚れているかも!

アイドリング回転数が不安定なのは、エンジン内部が汚れているからかもしれません。

ご存知の通り、エンジンはキャブレターやFIが霧状にしたガソリンをシリンダーへ吸い込んだり送り込んだりし、ピストンが圧縮したときにスパークプラグが点火して爆発することで動力エネルギーを生み出しています。

爆発してもガソリンの燃えカスが発生してしまうので、シリンダー内や吸排気バルブ付近に付着してしまうのです。

お手軽にガソリンの燃えカスを洗浄するなら、燃料に添加するだけで燃焼室・吸排気バルブなどに堆積した汚れを除去してくれる清浄剤タイプ燃料添加剤を試してみましょう。

おススメはWAKO’S F1フューエル1です。

【特徴】
ガソリン・ディーゼル兼用燃料添加剤。高性能清浄剤PEAの作用により、燃料に添加するだけで燃焼室・吸排気バルブ・インジェクターなどに堆積したカーボン・ワニス・ガム質などを除去し、新車時のエンジン性能を取り戻します。また燃料の酸化劣化や燃料タンクの腐食を抑制します。2~3回の連続使用が効果的です。

参考元: http://item.rakuten.co.jp/auto-craft/10007230/?l2-id=pdt_shoplist_title#10007230

こちらがやることといえば、これを燃料タンクに注ぎ込むだけ。

オーバーホールは大掛かりですし、時間もお金もかかります。エンジン内部保護のためにも、調子を悪く感じた際にはフューエルワンを入れてあげるだけでも随分と違いますよ。

ガソリンエンジンにハイオクを入れるとエンジンが綺麗になる?

レギュラーガソリン仕様のバイクにハイオクガソリンを入れるライダーもいますよね。

ハイオクガソリンはパワーがあるとか、エンジンをキレイにしてくれるとかって思ってる人は人はいませんか?

ハイオクガソリンは高圧縮されてもスパークプラグが点火するまで爆発しないガソリン、つまり燃えにくいガソリンなのです。

つまり、

レギュラーガソリン仕様のエンジンにハイオクガソリンを入れると燃えカスが多くなってしまって、かえってエンジン内部を汚してしまう原因になってしまいます。

レギュラーガソリン仕様のバイクにはレギュラーガソリンを、ハイオクガソリン仕様のバイクにはハイオクガソリンを入れましょう。

このあたりの話しは関連記事で紹介しているので、こちらをチェックしてみてください。

関連記事 → 普通のバイクにハイオク入れても大丈夫?

地味な部品だから見逃しやすいインシュレーター

インシュレーターはキャブレターで気化したガソリンをシリンダーに送り込む通路の役目を果たしています。

インシュレーターは振動で取り付けがゆるんだり、樹脂製ですので劣化してひび割れたりすることがあります。

そうなると、すき間から空気(二次エアという)が入ってしまって、アイドリングが不安定になる原因になります。

インシュレーターの取り付けのゆるみやひび割れがあったら、増し締めや交換をしましょう。

取り付けのゆるみはインシュレーターを取り付けているボルトやバンドのネジをレンチやドライバーで回すだけですので、車載工具だけでできるでしょう。

インシュレーターは楽天アマゾンモノタロウどで「バイクの機種名 インシュレーター」で検索して購入することもできますし、バイク用品店で購入することもできます。

インシュレーター交換はキャブレターを脱着しなければいけないので、バイクショップで交換してもらってもいいでしょう。

スパークプラグの点検。車載工具でできちゃいます

スパークプラグに異常があったり汚れが付着していたりすると、火花が弱かったり出なかったりしますので、アイドリングが不安定になる原因になります。

スパークプラグの脱着は車載工具でできます。

汚れを取り除いても改善されなかったら、交換しましょう。

汚れやすいのに洗浄する人は意外と少ない

キャブレターは小さな部品が多いので分解洗浄するのは大変なのです。

分解洗浄なら2日かかるけど、分解洗浄しなくてもいいケミカル用品もあって、のんびりやっても2時間でできちゃいます。

キャブレター洗浄におススメのケミカル用品はヤマルーブ スーパーキャブレタークリーナー500です。

参考サイト→楽天ショップ

エアクリーナーを外して内部にスプレーするタイプでお手軽です。

もちろん分解洗浄にも使えます。

使用方法

使用する前に缶をよく振ってください。キャブレター内部の汚れがひどい場合はキャブレターをエンジンから取り外して分解洗浄してください。

  1. 分解洗浄の場合は、取り外したキャブレターの汚れた部分に直接吹きかけて洗浄してください。
  2. 落ちにくい部分は、液をつけたブラシでこすり取ってください。
  3. 組み立てる前には必ずブレーキ&オイルクリーナーでキャブレタークリーナーを洗い落として乾燥させてください。
  4. 直接洗浄する場合は、エンジンを暖めて停止し、エアクリーナーを取り外してください。
  5. キャブレタークリーナーを、エア取り口一杯になるまでスプレーし、約5分間放置してください。
  6. エンジンを始動し、回転数を上げて(2~3千回転)再度スプレーしてください。
  7. エンジンを止め約5分放置し、エアクリーナーを取り付けてエンジンを始動し、白煙がなくなるまで約2~3分空ぶかしをしてください。
  8. 使用後は石鹸で手をよく洗ってください。

参考元:http://item.rakuten.co.jp/moto-jam/0711133141/?l2-id=pdt_shoplist_title#10057029

スポンサーリンク

エアクリーナーケースを開けてみたことはある?

エアクリーナーにホコリが溜まってくるとキャブレターに送られる空気が薄くなり、ガスが濃くなってしまいます。

これはアイドリング回転数が不安定になるというよりも、新鮮な空気がシリンダーに送られないので、酸欠状態になってエンジンがすぐに止まってしまうからです。

エアクリーナーの種類には大きく3つ、

  • 乾式
  • ビスカス式
  • 湿式

これらの種類が存在します。

乾式やビスカス式ならば交換するのがベスト

エアクリーナーボックスから外して、コンコンとたたいてホコリを落としたり、内側からエアガンやエアダスターでホコリを軽く飛ばしたりするのも効果がありますが、応急処置だと考えましょう。

基本的に、交換する事を前提にこの2つの製品は作られています。

交換するほうが簡単ですし、バイクに変な影響もないので安心ですよ。

湿式なら洗えば破れない限り何度も使えちゃう

エアクリーナーボックスから外し、専用クリーナーで汚れを内側から外側へ向けてもみ洗いし、水洗いしてから完全に乾燥させます。

専用オイルをムラなく吹き付け、ホコリを吸着させやすくするために1日ほど干します。

専用クリーナーのおススメはWAKO’S フィルタークリーナーです。

専用オイルのおススメはWAKO’S AF-Aエアフィルターオイルです。

専用オイルはリキッドタイプよりスプレータイプのほうが便利ですよ。

エアクリーナーのメンテナンスをしたときは、一緒にエアクリーナーボックスの内側もキレイに拭いておきましょう。

バッテリー充電の必要性は?

前回動かしたのはいつだったのか思い出せないくらい久々のツーリングに出発するときって、キーを回すときにドキドキしませんか?

「もしかして、かからなかったりして」って。

あるいは、アイドリングがドロドロと安定しない不安もあるかもですね。

燃料系も怪しくないという答えが出たら、まずそこで疑うのがバッテリーの電圧でしょう。

ただ、電圧が単純にバイクのアイドリングを不安定にさせる要因かといえば、どうやらそういうわけでもないようです。

ここでバッテリーとアイドリング回転数の関係を調べると、点火装置の違いで原因の違いもあるようです。

以前、主にバイクで使われてきた気化器はキャブレターでしたが、現行モデルのほとんどは電子制御のFIにかわりました。

それと同時に点火時期を決定する装置もCDI式バッテリー点火装置から、フルトランジスタ式バッテリー点火装置にかわりました。

 

さらに、点火装置の違いとバッテリーの電圧とアイドリングの安定が関係しているのかを調べてみました。

CDI式バッテリー点火装置とは

CDI式はCDIという装置を用いて点火時期を決定していて、立ち上がりが早く高圧を発生させることができますが、スパーク時間が短いという特徴をもっています。

CDIはバッテリーの影響を受けにくいので、バッテリーの電圧が下がってもアイドリング回転数が不安定になる症状の原因にはなりません。

が、CDIの不良が原因で点火タイミングがずれると、アイドリング回転数が不安定になる可能性があります。

CDIの不良が原因ならば交換するしか方法がありません。

フルトランジスタ式バッテリー点火装置

フルトランジスタ式はイグナイターという装置を用いて点火時期を決定していて、立ち上がりが若干鈍く電圧も低いのですが、スパーク時間が長いという特徴をもっています。

フルトランジスタ式はバッテリー電圧低下の影響を受ける可能性があるので、アイドリング回転数が不安定になる原因になるかもしれません。

バッテリーを充電しても解決しないのであれば、イグナイターの不良が原因かもしれません。

CDIやイグナイターは楽天アマゾンモノタロウどで「バイクの機種名 CDI」で検索して購入することもできますし、バイクの修理をしているショップで購入するか交換してもらいましょう。

点火装置は違っても

どちらもバッテリーから電源を受けていて、オルタネーター(発電機)からバッテリーを経由してCDIもしくはイグナイターへ電気が流れていきます。

ならばアイドリング回転数が不安定という症状がバッテリーと関係しているかを考えると、全く無関係ではなさそうです。

バッテリーの電圧低下はその他の不具合の原因にもなるので、チェックする価値が大いにあります。

スポンサーリンク

バッテリーの状態を確認してみよう

バッテリーの充電状態の点検はメインスイッチをオフにした状態で行います。

バッテリーの端子間電圧をテスターで計測し、約12~13Vであれば正常範囲内です。

おススメのテスターは、オーム電機 デジタルマルチテスター TDB-401です。

正常範囲を下回っている場合は充電してみましょう。

おススメの充電器は、大橋産業株式会社 No.1734 オートバイ・軽自動車用バッテリー充電器です。

ちゃんと充電できているか調べよう

バッテリーの充電状態を点検するだけでなく、充電装置の点検もしましょう。

順序としては、

  1. 充電状態が正常範囲内のバッテリーを取り付けます。
  2. 暖機運転を行ったあと、バッテリー端子間に電圧計を取り付けます。
  3. エンジンを始動し、ヘッドライトをロービームにします。
  4. エンジン回転を徐々に上げ、約5,000rpm時のバッテリー端子間電圧を計測します。

計測した電圧が約14~15Vであれば充電状態は良好です。

参照文献→本田技研株式会社 XR250サービスマニュアル

大きく下回ったり上回ったりしたときは充電系統の不良が考えられるので、ショップで点検整備してもらいましょう。

バッテリーの充電方法や、おすすめの充電器などについてはこちらの関連記事で紹介しています。

→ バイクバッテリーの充電方法は?交換のやり方や寿命・換え時もチェック

アイドリング回転数が不安定になる原因はまだまだあるのだけど

イグニッションコイル(点火プラグ放電するための高電圧を作り出す変圧器)、シグナルジェネレーター、レギュレーターの点検はサービスマニュアルとテスターがあればできますが、ショップに任せたほうがいいですよ。

一つの症状をいろんな角度で原因を考えて点検と整備をしてくれる、そんな頼もしいショップを見つけることはとっても大切なことです。

点火方式と電装系に関しての参考サイト→KATS&DJEBS

まとめ

アイドリングの不安定な原因について紹介しました。

対処法としては、

  • ガソリンタンクに入れるだけの添加剤
  • エンジン周りを覗き込んだだけでできるインシュレーターの点検
  • 車載工具でできるスパークプラグの点検
  • キャブレタークリーナーの吹き込み

ここまでは簡単にできると思います。

乾式やビスカス式のエアクリーナーの交換なら簡単にできますし、湿式エアクリーナーの洗浄でも雨の日に家の中でできる作業です。

バッテリーの点検はアイドリング回転数が不安定じゃなくても定期的にする価値があります。

ここまでやってアイドリング回転数が不安定なままだったら、ショップに持ち込んで点検。

キャブ車は自分でメンテナンスできるところがたくさんありますが、FI車は電子制御されているところが多いのでショップでしかできない点検や作業が多いので、信頼できるショップと仲良くなっておきましょう。

スポンサーリンク







いつも記事をご覧いただきありがとうございます。シェアしていただけると非常に励みになります!

コメントについて

コメントは記事のご意見やご感想、情報提供をする場として活用していただければと思います。

なお、コメントの反映には時間がかかることがありますので少々お待ちください。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。

トップへ戻る