サーキット初心者におススメな入門用バイクは?車種と価格を紹介

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サーキット バイク

誰の為とかなんの為とか、そういう理屈じゃなくてとにかく人より速くきれいに走れるようになりたい!

サーキットでスポーツ走行を始めるっていうのは何かそういう突き上げられるような衝動だったり、気持ちの熱さに乗っかっていくような、そんなことってないですか?

「サーキットで腕を上げるにはどんなバイクがいいんだろう?」

ということで、今回はある程度装備品もそろえてこれからサーキット走行を楽しみたいライダー必見。

「腕をあげるサ-キット入門バイク」のご紹介です。

カタログスピードは誰でも出せるわけじゃない

今やMotoGPのバイクより速い市販車が売られ、お金さえあればだれでも手に入る時代です。

スーパースポーツを手に入れたら出したくなるのがスピード

「サーキットに行きさえすればカタログどおり誰でも350㎞それ以上のトップスピードで走ることができる。」そう思っている人はいませんか?

「大きいことはいいことだ」と、そのつもりで最初に大きなスーパースポーツを買う方がいいと思われるかもしれません。

ごめんなさい、最初にいっちゃいます。

サーキットはそんなに甘くありません。

ある程度走行会に参加して、これからコースライセンスを目指す方であればおそらくその難しさを感じていらっしゃるでしょう。

そこをどうにかしたくって毎回挑戦して、なかなかたどり着けない。

だからドはまりするんですよね。

オススメするサーキット入門バイクの条件

「サーキット向けに初心者が」といった時点で豪華な装備がコテコテニついた新車はまず選択肢から外れます。

それは意地悪を言っているわけではなくて、どうせ乗るならうまくなりたいじゃないですか。

そのためなんです。

簡単に選ぶバイクの条件をまとめると

  • うまい
  • 遅い
  • 安い

この三つです。

まず「うまい」っていうのは…。

うまくできてるというか、サーキット走行に耐える構造・性能であるということ。

それからエンジンのおいしいところがきっちり使えることですね。

二番目の「遅い」っていうのは…。

ココ重要なんですけど、今のの新車のスーパースポーツは一昔前のGPバイクより馬力もあって速いし、デジタル機能満載で性能がいいんです。

言っちゃうとライダーが遅くてもバイクが速く走ってくれるみたいな…。

ライダーがちゃんとコツをつかんでいかないと速く走ってくれないアナログバイク。

「初心者」であるならばこういうバイクに四苦八苦しながら、

  • バイクの構造
  • ラインどり
  • エンジンのおいしいところの活かし方

こういうものをばっちりマスターして「どうやってもこのバイクじゃ物足りない」となってから次のバイクにステップアップするのが確実に腕を上げるコツとしてベストです。

あと最後の「安い」というのは読んで字のごとしです。

そもそもサーキット走行というのは散々バイクを痛めつけるものです。

「コケたらどうしよう」と思うような高価なバイクじゃ、遠慮なくアクセルなんて開けきれません。

コケて覚えようくらいがちょうどいいんです。

実際、有名なショップのレーサーなんかもあえて事故車を拾ってきて、とりあえず走れるようにしたバイクをサーキットの練習用にしていたりします。

サーキットに行ってよく見てください、カウルもタイラップでつぎはぎだらけのバイクいっぱいいますよ。(結構こういう人速いんですよねぇ)

だいたいそういうことなんです。

よく「600㏄と1000㏄だったらやっぱ大きい方ダベ」っていう話があります。

サーキットに初めて行った人が良く驚くんですが、自分が1000㏄でヒーヒー言ってるのに、250㏄の単気筒レーサーにブチ抜かれたなんてことも非常によくある話です。(しかも2ラップされたり…)

その「どうして?」を表にまとめたのがこちら↓

 メリット デメリット
排気量と
パワーの
大きいバイク
 コーナー立ち上がりでしくじっても、パワーにモノを言わせて直線である程度リカバーできる。 出したパワーの分だけマシンの重量も手伝ってうまく止めることが難しくなります。
 排気量や
パワーの小さい
バイク
 車重が軽い分ブレーキングの開始位置もコーナーのラインも自由度が大きい。パワーの出る回転数が限られているので、パワーとスピードをキープするのが大変。

ミスは失速の素、リカバーが難しい。

だいたいこうことになります。

要するにそのバイクのおいしいところを理解できて、そこを活かす走りができればたとえ小排気量でも、下手な大排気よりはやく走れちゃうってことです。

またバイクを理解してコースを読んでマシンをそこで活かし切れるようにならないとダメなんです。

多くのプロライダーがいうように、「小さいクラスからステップアップ」それで、

  • コーナーでのスピードの乗せたや自由なラインの描き方。
  • ミスった場合のリカバーの方法等、使える引き出しが多くなる。

筆者もR1からR6に乗り換えたのですが、「サーキット走行を習得する」ということに関してはやはり小さいクラスからの方が収穫が大きいということを確認しましたよ。

例えは悪いですが、馬と人間で言ったら最初は人間の方を調教しなきゃダメってことですよ。

それがために、ひょっとしたら他じゃなかなか勧めないバイクをおススメするかもしれませんが、びっくりしないくださいね。

排気量別おすすめサーキット入門バイク

まずは小さいバイクからいきましょう。

ホンダ GROM RACE BASE model

みんなでワイワイしながらレースを愉しむならこれでしょう。参加して楽しむ。このバイクはそれが目的です。

参考元;http://www.honda.co.jp/HRC/products/machine/grom/

ツインリンクもてぎで毎年開催されるレースで、「DE耐」というレースがあるのをご存知ですか?
基本的に市販車100㏄の4ストロークのバイクのレースで、エイプ100やKSR110、などが出場し、それぞれ同一車両同士のいわゆるワンメイクレースとして行われています。

「一生一度はレースに出たい」そんなバイク好きの素人さんたちのお祭りとして賑わうレースです。

最近ではその中で、「グロムカップ」というカテゴリーができて、そのレギュレーション規則に適合させた内容で登場した市販レーサーが,
登場しました。

それがこのグロムレースベース車両です。

何とこれはHRC(ホンダレーシングカンパニー製)の「本物」。

サーキットに不要な保安部品を取り去り、電子制御ユニットはレース用。

転倒時の飛散防止のため、オイルを受け止められるアンダーカウルなどが追加され、購入状態でサーキット走行を楽しめます。

価格は参考価格は税込み約376,200円でHRC取扱店での受付販売です。

ちなみに公道グロムは345,600円です。

一般公道は走れませんが、市販車を改造していくこと値段を考えたら最初からこちらを選ぶ方が安くておススメです。

自走はできませんが、乗用車の後席に乗せてくる人もいるくらいです。

これならモテギだけでなく近隣のミニサーキットなどで開催されるミニモトのレースなどでみんなでワイワイ騒げますね。

ヤマハ YZF-R25

市販車を基にするのであればまずはコレですね。値段とパワーのバランスが非常に良い入門用に最適なモデルです。

yzfr25

参考元;https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/yzf-r25/color.html

はい、ご存知YZF-R25(写真はR3)です。

今最も熱いクラスと言ってもいでしょう。

そろそろ並行輸入でライバルのCBR250RRも入ってきていますが、やはりコストとパフォーマンスを両立し、若年層ライダーにも優しい価格設定はR25に軍配を上げたいですね。

それが功を奏してセールスも好調。

若い人々をライダーとしてを呼び戻してくれたのは大きな功績です。

各地で改造範囲の小さなワンメイクレースが盛んに行われています。

元世界GP250チャンピオンの原田哲也氏も自費で購入したという話もありますが、

多くのプロライダーからの評価の高いモデルでもあります。

価格は税込み556,200円~

街乗りからレースまでこれ一台。

スピードよりもサーキットでのマシンの扱い方であるとか、戦術の立て方をしっかりと身につけられるバイクだと思います。

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ヤマハ YZF-R6(5EB)

とにかくここから始めてほしい!という声の多いモデルです。メーカーもこのバイクを「勝ち上がるライダーの師範代」といっています。

https://global.yamaha-motor.com/jp/showroom/cp/collection/yzf-r6/

参考元;https://global.yamaha-motor.com/jp/showroom/cp/collection/yzf-r6/

さっきっちょと話に出ましたがYZF-R6、それも初代の5EBです。

多分現行の13S型R6や、まもなく発売の新型R6ならスリパークラッチやフライバイワイヤー。

トラクションコントローラーもついています。

今回は「サーキット初心者の入門機」をお勧めしています。

じゃあなぜ初代か?

端的に言えばそういったライダーを電子制御で助けてくれる補助機能が一切ないからです。

もっと簡単に言えば腕一本で勝負するバイクということです。

最初このバイクでサーキットに入り、パワーとスピードを乗せていくのはシビアで大変。ココを理解してできるだけ手を加えずノーマルに近い状態でいい気持で走れた時が凄い時ですよ。

これで新型R6をブチ抜いたら気持ちいいですよ~。

中古の実勢としては30万円台中盤から40万円台前半位。

安いので、最初は性能がしっかりしているバイクの初代がベストです。

ものをよく見ればマフラーやバックステップが初めからいいものに換わっている個体に出会えるかもしれません。

古めの安いバイクを勧めるポイントはそ言うところ。

あとはセッティングの面ですね。

キャブレターを取って外してというのはめんどくさいですが、あとあといまどきインジェクション車のコンピューターをいじって調整するときにもイメージしやすくなりますからね。

乗っていてこのバイクにはさんざんお世話になったので言います。

ともかくいい師範代になってくれます。

同じようにもう一台紹介していきましょう。

ホンダ CBR600RR

http://www.honda.co.jp/pressroom/products/motor/cbr/cbr600rr_2005-01-20/

参考元;http://www.honda.co.jp/pressroom/products/motor/cbr/cbr600rr_2005-01-20/

CBR600RR(PC37)の前期モデルです。

やはりこうしたライダー補助具のないバイクでエンジンパワーを使い切りながら、マシンの動きをコントロールしていくことが上達への近道。

初めからインジェクションの調整を覚えるというのもありかもしれません。

特にこのバイクを推す点は、シート高が高い腰高バイクである点です。

今バイクはサーキットを意識すればするほど腰高になっています。

思えばそれはこのバイクからだったような…。

これは早く寝かしこんで早くアクセルを開ける時間の長くなるセッティングが可能になりますし、リズミカルな切り返しの習得には最適です。

エンジンも初期型と侮るなかれこの’03型にしてツインインジェクションを備えて、Hondaの持ちうるレーシングテクノロジーが惜しみなく搭載されたモデルです。

根強い人気のため、中古でも実勢価格は40万円台中盤から50万円台後半までとなっています。

ヤマハ TRX850

これはもう走る大リーグボール養成ギブスです。これで速く走れってのはちょっとしたスポ根もの、まさ「重いコンダラ」みたいなのがコレなんですね。

参考元;https://global.yamaha-motor.com/jp/showroom/cp/collection/trx850/

1995年登場のTRX850です。

旧車紹介ではありません。あくまでサーキット初心者におススメのバイクですよ。

今時並列2気筒かよという人もいるかもしれませんね、

でもこれはドゥカティの対抗馬としてつくられたバイク。世界初の270°クランク採用車でV型2気筒と同等の走りができます。

あの平忠彦・Fスペンサー組もこのバイクで鈴鹿の8耐に出場したんですよ。
(大改造車だったけど)

SUGOとか筑波とかで今も走ってる人いますね。サーキット動画もよく見かけますこのまま走るのもOKですが、FRP製のレーシングカウルもいまだちゃんと手に入るようです。

このエンジンの基礎技術を発展させたのが今のR1だと言えば行けそうな気がしてきますでしょ。

MT-07のご先祖様でもあります。

とても乗りやすく、高回転も伸びます。

このバイクを速く走らせるには、腕だけでなく頭脳も必要ですね。

何といっても5速までしかないのがサーキットでこのバイクを難しくしている部分、逆におすすめポイントでもあります。

ストレート勝負のサーキットは厳しいですが、テクニカルなサーキットなら腕と頭で頑張れると思います。

中古の実勢価格は20万円台後半から50万円台までと幅広く、距離が行っていても当時物のレーシングマフラーなどがついている個体にはいい値段がついています。

スパルタでライダーの方を調教するにはもってこいですね。

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「1000㏄のバイクじゃなきゃサーキットは走れない!」という方に

ここまで少~中排気量までのバイクを紹介していきました。

もちろんここまで紹介したものは非常に優秀で、乗りこなしさえすればかなり最高の相棒になること請け合いでしょう。

ただ、

「リッターマシンじゃないとサーキットじゃ走りたくない!」

みたいに思われる方もいらっしゃることでしょう。そこで、最後にリッター超えでサーキットを爆走できるライダー調教マシンを紹介していくことにします。

ホンダ VTR1000‐SP1

ワールドスーパーバイクの覇者ですが何か?と言いたくなるのがこのモデルの特徴です。

参考元;http://www.goobike.com/learn/bike_issue/toku260/01.html

2003年登場のVTR1000-SP1です。

このバイクが活躍したころまだ子どもだったという若い人におススメです。

それまでV型4気筒750㏄で戦ってきたスーパーバイクの時代に1000㏄のv型2気筒を投入してきました。

8耐やWSB、ルマン等様々のレースを制して戦績の輝かしいVTR1000sp-1。

このバイクのおすすめポイントは

  • 1000㏄でありながら、今の4気筒マシンほどトップスピードが伸びなのいこと
    (と言っても結構速いですよ、今のが速すぎるんです)
  • その分トラクション(路面を噛む力)が強くてコーナリングにアドバンスがあるタイプのバイクであること
  • なのでエンジンの使い方を工夫しながら、少しゆとりをもってコーナーで戦術を練ることができる

そんなところです。

ツインインジェクションで伸びやかなエンジン。

デジタルメーターも視認性が良くカッコいいです。

TRX同様今もまだレーシングパーツが手に入るようですよ。

中古車の実勢は50万円台から豪華パーツのついたもので90万円以上の値段がついています。

腕を鍛えたい人に目をつけられているのか、最近にわかに見直されているのか値段も上がっているようですよ。

まとめ

今回はトレーニング・入門用に向いた、比較的安価なサーキット走行に向いたバイクを紹介していきました。

「速いバイク」を探せば高いものは天井知らず。RC213Vsは市販車最高の1台2,500万円。

例えばMotoGPのYZR-M1に至っては一台約3億円するんだそうです。

なのに、ロッシ君やロレンツォ君がコカして「ガッシャーン」バラバラにしても次の日乗り換えてきますよね。(しかも笑顔で…)

お金をもらって乗る人はそういうことができますが、お金を払ってサーキットに行く我々はコケたら当分来られなくなります。

(しかも相当凹むでしょう…)

更に「技の引き出しがないうちはコケ安い」というのはしょうがないことです。結果として安価なバイクを選ぶのは、コケる練習も比較的安心できるってなモンですね。

それに元々、ウェアやタイヤ代と走行代、そのほかにも結構な費用が掛かるのがサーキット走行。

とにかく走行の回数を増やせることにお金を集中させることがベストですから、今回も導入する車両の値段も安く内容のいいものを設定した次第です。

今回ご紹介しているバイクは性能は素晴らしく登場年には注目を浴び、サーキットでも活躍したバイクたちばかりでしょう。

ひとまず…。

引き出しの多いライダー目指してこういうバイクでサーキットに通いつめてみてください。

「速いバイク」は高いけど「速いライダー」になったら「何に乗っても速いライダー」になれる。

今回はそういうお話でした。

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なお、筆者はコンサルティングファームに所属している激務ライダーであるが故

記事をマークザッカーバーグのごとくハッカーウェイの精神で執筆しております。

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