ヤマハYZF-R1中古買取相場!年式別特徴と高額査定のコツ

2016-11-04_06h21_33

毎年クリスマス前になると大体のメーカーの新型車が出そろってきますよね。

どうですか?今年はその中に心揺さぶられるバイクはありましたでしょうか?

あるにはあるけど先立つものが…。

そうですよね、でもそんな時今お乗りのバイクの査定額、気になったりしませんか?今回はヤマハが世界に誇るスーパースポーツ、YZF-R1の買い取りについてお話していきます。

筆者も実は先日5VY型R1を高く売りに出したばかり。

YZF-R1をお持ちのみなさん!

まずは、バイクワンの自動査定で大体の査定額を見てみてください。

個人情報の入力も要らず、1分足らずで相場の最高額を予想します。

「自動査定」で出てきた価格、「実際の査定額を優先します」という注意書きがありますでしょ。ネットでも「実施の査定額」を訊いてがっかりしちゃう人が多いんですよね。

でも、自動査定と実際の査定額の差を可能な限り埋めていくお手伝いをするのが筆者が書いたこの記事の趣旨。

ちょっとした知識と手間を惜しみなく駆使することで査定額を上乗せすることができます。

主にここでは買い取られるのではなくこちらから値段を提示して「売り渡す」その方法をお伝えしていきますよ。

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YZF-R1の概要と買い取り前提の準備

初代4XV型(1998年型)YZF-R1が発表されたのは1997年秋。

ここからYZF-R1の歴史が始まりました。

YZF-R1はこんなにすごい!

1000㏄と言えばどのメーカーももっさりした重たいツアラーがメインで逆輸入車の最高出力も145馬力ミッションも5速のものが多かった’90年代中盤。

そこに乾燥重量が400㏄並みの177kg最高出力150馬力のR1が登場します。

各部のパーツはネジ一本に至るまでそれまでの製法の常識を覆す革新的な製法がふんだんに用いられていました。

エンジンは誰が見てもびっくりするほど前後長が短く、(外装を取り去った)ストリップ写真は、見ようによってはオフロード車を彷彿とさせるほどスイングアームが長いものでした。

4xv2

参考元;http://bike-lineage.jpn.org/yamaha/yzf-r1/4xv.html

とにかくバイクづくりを先端の技術をつかって根底からやり直しYZF-R1をバイクファンは驚愕を持って迎えることになりました。

かく言う筆者もその一人。

98年前半には全世界で販売計画を大きく上回る2万台以上のバックオーダーを抱え、筆者も97年の秋に発注して手に入ったのは98年の8月。

手に入れるのも一苦労、パーキングエリアに行けば見せろ見せろと黒山の人だかり。

そんなバイクって今時ないですよね。とにかくそれだけすごかったんですよ。あれは昨日のように思っていたら、もう20年近く経つんですねぇ…。(怖)

各メーカーもR1を徹底的にマークして似た作りを持つバイクが多くなりました。

SSクラスの開発競争は今日に至るまで熾烈さを増しました。

登場以来、他社も度肝を抜く技術の数々を満載。

各パーツの電脳化とその進化を繰り返し、現在7代目を迎える2CR型が8時間耐久レースで2年連続優勝を飾るなど、常にSSクラスの先頭を走り続けています。

YZF-R1を売るのなら

R1ももう18年近い車歴があるわけで、筆者を含む多くのライダーをサーキットに呼び寄せたバイクです。

先述の通りR1には7車種が存在し、いずれも「使い込まれた車両」が多いのが特長です。

年代別の細かい執事は後述の表に予想査定額と一緒にまとめますね。

今回強調してお伝えしたいのは、

「買い取りに出す」というより「売りに出す」そういう意識を強く持っていただきたい

ということです。

つまり「買い取り」っていうのは業者さんが主語の言葉です。でもご自分のバイクを売るわけですから、あくまでオーナーさんが主体であるべきだと考えるわけです。

その第一歩として考えたいのは、ご自分のR1に対する商品意識。

「商品として次のオーナーさんを引き寄せるバイクになっているかどうか」

ココが肝心です。

なのでホコリまるけでチェーンサビサビのバイク、そのまま査定員さんに見ちゃだめですよ。

まずは洗車が高額査定の第一歩

ともかく強く売る気を見せる。

これが大事なので、ばっちぃバイクではそれがアピールできません。

商品としての仕上げを意識した洗車の細かいテクニックはこちらで紹介しています。

バイクの洗車方法まとめ!やり方・コツと必要な道具&おすすめグッズ
バイクの洗車、どうしてますか?とりあえず水を掛けてゴシゴシしているでしょうか?ワックスもかけますか?それともフクピカで拭いて...

ご参考になさってください。

YZF-R1の欠点やリコール修理や対策を万全に

YZF-R1の場合、リコールはいくつかあります。
4vy(’98)の場合

  • クラッチハブ
  • ラジエターホースバンド
  • リアハブ
  • サイドスタンドステー
  • フロントブレーキパッド(純正)

これらの対応済はステムに「R」という銀と金のシールが2枚張ってある。

4C8(’07~’08)の場合

・ECU(コンピューター)に不具合のあるものがある。
(2速5,500回転で回転数がそれ以上上らなくなり、加速もしない。)

プレストコーポレーション(ヤマハ輸入総代理店)に同社発行の保証書がある旨を伝え、保証に該当することが確認されれば、交換に応じてもらえる。

※並行車や保証書紛失では受けてもらえない。

4C8の場合はメーカーとしては積極的な回収がなくオーナーからの問い合わせが相次いで、プレストが渋々対応しているという噂もあるので、2速で不具合のある個体のオーナーは要問い合わせですね。

45B後期モデル

ヘッドライトのカプラーが許容温度を超える為、ライトが点灯できなくなる。

対象はRN24J-000013~RN24J-001613

対策済車はサイドスタンドの取り付け部に白いペイントが塗られている。

2CR(’15)の場合

昨年度大規模リコ―ルとして話題になったもの。

リコール2277と呼ばれるもので、エンジン内部ギアホイールピニオンの強度不足。

エンジンを卸してクランクを割ってセカンダリーギアの交換を要す大変なものでした。

特にカナダ・北米モデルについては対策が済んでいるか確認は必要でしょう。

いずれにしても各年式、こうしたリコールや不具合については、しっかり対処を済ませておくことををお勧めします。

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年式ごとの仕様や車種の特徴を把握しておこう

デザインとしては(’04~’06)5VY型や(’07~’08)4C8型はセンターアップ2本出しのデザインや4灯ヘッドライト等R1らしさが極まったモデルとして人気があります。

特に5VY後期のSPを持っているのであれば、これは全世界1330台の限定車なので、
特に高額が期待できます。

5vysp

↑5VY-SP

参考元;http://bike-lineage.jpn.org/yamaha/yzf-r1/5vy2.html

45Bの国内モデルについてはサーキットを意識した社外パーツがついている個体はある程度の値段が出るようです。

この年プレストが扱わなかったので正規輸入が無く、逆車は並行モノも多いですがそれでも高値で取引されています。

45b7

参考元;http://bike-lineage.jpn.org/yamaha/yzf-r1/14b.html

また 5vy以降にMotoGp外装やインターカラー、GP参戦50周年カラーなどの特別外装車があるので、ある程度の距離が行っていてもこの特装車の場合は多少査定交渉の粘りどころです。

また45B  後期(’12-14)ですとプレストの正規逆車がメインになりますし、TCS(トルクコントロールシステム)が付きますのでこの部分が買い取り相場を上げている感がありますね。

そして現行車の2CRですが、ご承知のように車体価格が230万円を超える高額バイク。

2cr9

参考元;http://bike-lineage.jpn.org/yamaha/yzf-r1/2015yzf-r1.html

現在相当球が少ないことも手伝って売るとすれば相当の値段になりますね。

マフラーが国内対策品になるので、販売系列買い取り店では並行輸入車よりプレストの正規ものに高額を付けるものとみられます。

カスタムはどうするか?

R1はアクラポビッチのマフラーがついているものであればたとえスリップオンでも多少査定を高く取ってもらえる可能性があります。

R1にはアクラポビッチはお約束のパーツですから、次のお客さんにとってもわざわざ買わずに済むのでお買い得車になるわけです。

ただそのほかのパーツだと細かく見分けのつく査定員さんもそうはいないのが正直なところ。

結局何がついていても「社外」の一言で片づけられて最悪マイナスされる恐れがあります。

それを防ぐためにも、つけている社外パーツのリストを作って、どこにいくらの何がついていると値段までしっかり示すことが肝心です。

それでもなお食いつきの悪い業者さんは帰ってもらった方がいいと思います。

無論前段でもお話ししたように、軽整備と清掃がしっかり終わっていることが前提ですが、こうして表まで示されると、査定さんとしても「これは相当売る気で来てるな」と下手な査定額を出せなくなります。

とにかく強気の売りが大切です。

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YZF-R1の年式・形式別買取相場目安は?

「査定員さんの提示金額でそのまま売っちゃう」これは買い取られている状態。

売り手が金額を提示して、できるだけ寄り付いてもらう。

今回はこの「売り渡し」で強く売ることをお勧めしています。

とはいえ、あまり適当な金額を言っても仕方がありませんよね。

ですから最初に売り手が積極的にバイクの相場を理解しておく必要があるんです。

R1の相場を理解するためのポイントは2つ

  • ご自分YZF-R1の年式や仕様を把握しておくこと
  • 中古車情報サイトでYZF-R1の相場を把握する

この二つです。

結構簡単でしょ。

試しに各年式ごと筆者が目安として予想金額をお示しします。

ひとまず見てみてください。

YZF-R1 年式・特長・各予想相場       
発売年車両名型式名相場
(万円)
1998~1999

YZFーR14XV28~36.5

 

 

 型式の特長

それまでにない軽量な車体に150馬力のエンジンを載せ、全てのパーツをグラム単位で軽量化、他社が度肝を抜くようなパーツの構成方法でデザイン・性能のすべてが革新的でSSクラスを創造したマシン。

2000~2001YZFーR1

 5JJ

型式の特長・変更点

一見すると4XVとはサイレンサーがチタンになったほかテールライト形状が変わったようにしか見えないが、よく見るとライトが長くスマートに空力特性を上げている。

例えばヒューズをミニヒューズに変えるなどヒューズボックスを小さくしたり250か所・300パーツが軽量化され全体でさらに2キロの軽量化に成功している。

エンジン形式も実は変わっていて、エンジンとエキパイの間に2次エア導入装置が付いたものに変更されている。

 2002~2003

YZFーR1

5PW 

 

30~35

型式の特長・変更点シリーズ初のインジェクション搭載モデル。

キャブレター同様のサクションバルブを持ち、「キャブジェクション」ともいわれたエンジンは5JJまでのものと基本部分は同じものを踏襲し2馬力アップの152馬力を発生。

フレームはしなりを利用する方向性はそのままに合成を上げられ、スイングアームのピボット位置を高く設定することによってより鋭い旋回性を発揮する。

2004~2005

YZFーR1

5VY(前期)

 45~54.5

85~120(SP)

型式の特長・変更点

エンジンが新設計になり、よりビッグボア・ショウートートストロークのものになって20馬力アップの172馬力にアップ。

車体の構成も刷新が図られ、フレームは更に剛性を上げた。

デザインとしては4灯のヘッドライトにラジアルマウントの住友MOSキャリパー。

2本出しのセンターアップマフラーの採用となった。

2006~2006

YZFーR1

5VY(後期)

型式の特長・変更点

 サーキットでリアが暴れる傾向があることや、街乗りでは固すぎると言われたフレームに対処。

スイングアームを16mm延長、フレームもステム周りの肉厚を最適化、ECUも見直されて3馬力アップして175馬力へ。

この年ヤマハ創立50周年記念車としてイエローのストロボをまとったインターカラーが発売されて、今でも高い人気があります。

またSPも発売。

世界限定1330台で日本には48台?
という希少車。

前後オーリンズサス・マルケジーニM10R(アルミ鍛造)標準装備

エンジンもスリッパ―クラッチを搭載。

5バルブ+スリッパ―クラッチはこのモデルにしかない。

2007~2008

YZFーR1

4C8

 49.5~60.5

型式の特長・変更点

R1初の電脳化。

ヤマハのお家芸5バルブとの決別(4バルブへ)

フライバイワイヤーを搭載、

フロントブレーキキャリパーが4ポットから6ポットに変更されている

更に可変インテークマニホールドを搭載、

高速域の吸気特性を変えられるようにして180馬力を達成。

ユーロ規制に合わせるべくキャタライザーとサイレンサーが巨大化した。

スリッパ―クラッチは標準装備となった。

2009~2011

YZFーR1

45B/14B

73~83 

型式の特長・変更点

エンジンをさらに新設計

motoGPマシンYZR-M1と同じクロスプレーンシャフトを採用。

プレストが当初このモデルが車検に適合できないとして取り扱わず国内モデルをメーカーが出した。

145馬力の国内向けモデルがメインとなる中、並行輸入モデルが盛んに入って車検をパスしていった。

結局2010年から逆輸入が開始され、国内モデルが大量の不良在庫を抱える結果となった。

電脳も新たに3モードの走行モード切替が付くなど、機能面では使い勝手が良くなった。

2012~2014

YZFーR1

45B/14B(後期)

 80~100

型式の特長・変更点

後期型ではライト周りにLEDの装飾が追加され、サイレンサーのテールエンドの形状変更があった。

トップブリッジも肉抜きされ、剛性が最適化されている。

電脳にアクセル開度に対して後輪の空転を予測検知できるトラクションコントロールシステムが追加され、サーキットの戦闘力が増すと同時に安全性を確保した。

輸出仕様フルスペックは182馬力

 2015~

YZFーR1

2CR185~205

285~305 (M)

型式の特長・変更点

ここでようやくフルモデルチェンジ。

このモデルからあくまでもサーキットを主眼としたモデルとなった。

前後・左右・左右スライドを検知し、マシンの姿勢を統合的に制御するGPマシン同様の電脳装備が6軸ジャイロセンサーを搭載。

エンジン内部にチタンやマグネシウムなどの高価非鉄材を使用し、ホイールもマグネシュームを標準装備。

230万円を超える価格設定はなんとも悩ましい。

また330万円の上級モデルとしてYZF-R1Mが登場。

こちらには前後オーリンズの電子制御サスが付き、カウルはドライカーボン。

タイヤもリアがSTD190.55.70に対しMは200.55.70を装着している。

※予想価格は中古バイク情報誌の12月5日現在の販売価格から参照。

実際の買い取り額と多少差がある可能性があります。

相場は動きますので、査定を依頼するときには後述の方法で査定額を策定してください。

今回は距離を15,000km~30,000km

下記条件にて設定して買い取り額を想定しました。

判定条件として

  •  完調・美車・欠品なし
  • ノーマル
  •  マフラー等小改造車

を想定しています。傾向としてノーマルで距離なりの一般的な査定価格です。

※2CRにはまだ中古物件がないので、あくまで予想です。

 まとめ

R1もいろいろな機種・そしてパーツもありますので、個体によって買い取り額に多少バラつきはあります。

おおむね今回の表でご参考にしていただけると思います。始めにお伝えしたように筆者も5vy型を売りました。

このときは、わざと相場より7万から8万高く言って絶対にぶれなかったんです。

もちろん完全整備済みでびかびかの状態でマフラーやサブコン等バッチリ表を作ってすべての用意をと整えてから業者さんをお迎えしました。

(相場的には距離数が行ってたので35万~42万が妥当なのを知っていて)こちらから49万で提示。4社帰りましたが1社が自前の販路をフル回転させるということで48.5万までよりついてくれて成立です。

こんなふうに
査定額をドカンっとあげちゃう方法をこっそりまとめた記事を用意しました。

これは業者さんが来る前に必ず読んでおいてください。

オススメ買取業者をチェック

しっかり準備をして作戦を練って、業者さんを待ちましょう。

設定価格を提示したら、岩のごとしですよ。

それでは頑張って!

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